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ケーブル、建築配管など
中空壁のスイッチ・コンセントボックス用防火措置キット「プチロクダンパー™」新発売
〜簡単・確実なボックス耐火工法誕生〜
株式会社古河テクノマテリアル(本社:神奈川県平塚市、社長 中村信之、資本金:3億円 古河電気工業株式会社出資100%、以下当社)はこの度、中空壁のスイッチ・コンセントボックス用防火措置キット「プチロクダンパー」で国土交通大臣認定(1時間耐火)を取得しました。6月18日より販売を開始致します。
■開発の背景
石膏ボードを用いた乾式壁を間仕切壁として使用した場合、スイッチやコンセントボックスが取付けられる側の壁面には、電気配線のための開口部が設けられます(右図参照)。
ボックスを取付ける開口には通常、電気工事の最終段階としてスイッチプレートやコンセントプレートが取付けられます。従来では防火上の観点より、ボックス内の電線管が接続される穴の内部及び合成樹脂製可とう電線管が壁を貫通する箇所に、耐火パテを充填する方法が行なわれてきました。
今回弊社では、防火をより確実かつ簡単にするため、ボックス部分には鋼製ボックスの外側から本体金具を取付けるだけで、合成樹脂製可とう電線管貫通部には樹脂スリーブを取付けてパテを充填するだけで施工が完了する簡単な工法を新たに開発し、認定を取得しました。
樹脂スリーブ
本体金具
「プチロクダンパーTM」構成部材
ボックス取付及び配線の例
認定取得図
樹脂スリーブ
本体金具
「プチロクダンパー™」認定取得図と施工方法
■「プチロクダンパー™」の特長
施工性
決まった部材を取付けるだけのため、熟練者でなくても簡単確実かつ短時間で施工が行えます。
ケーブル配線後のボックス内部での作業は必要ありません。
コスト
一箇所当たりの施工時間が短い為、工期短縮によるコスト削減が望めます。
施工タイミング
ボックスを間柱に取付ける前でも後でもボックスの防火措置が可能です。あらかじめボックスにダンパーを施工しておく事で事前の準備による工期短縮が図れます。
ボックスに樹脂管取付用コネクタがついていれば、合成樹脂製可とう電線管が取付けられていない状態(配線前)でも施工が可能です。
本体金具は合成樹脂製可とう電線管の外側に設置するため、配線に影響せず、配線前の施工が行えます。またケーブルの再通線等の作業を妨げません。
信頼性
合成樹脂製可とう電線管の外側から施工するため、施工後のずれや落下が起こりません。
■特許
「プチロクダンパー™」は特許及び商標出願済みです。
■品番及び価格
品番
対象ボックス
適用開口サイズ
価格(税抜)(円/箱)
発売日
ボックス取付部
樹脂管貫通部
PD-44
鋼製スイッチ・コンセントボックス
3個用以下
146mm以下
×92mm以下
φ50mm以下
×3開口以下
18,600
(10組/箱)
2010年
6月18日
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