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ケーブルラック壁貫通部の(一財)日本消防設備安全センター評定を取得 PKM工法キット新発売

ケーブル導体サイズ325mm2まで適用可能
共同住宅の幹線ケーブル壁貫通部で多条敷設を実現


株式会社古河テクノマテリアル(本社:神奈川県平塚市、社長 中村信之、資本金:3億円 古河電工出資100%)は、ケーブルラックが共住区画の壁を貫通する場合に使用できる工法を開発し、業界初となる「(一財)日本消防設備安全センター評定」を取得しました。 このたび、このケーブルラック貫通部消防評定工法キット(PKM工法キット)を、本年6月より販売を開始します。


■背景

 建築物では、建築基準法で規定された部分を防火区画とすることで、火災による延焼被害を最小限に止めることが求められます。この防火区画をケーブルや配管が貫通する場合には、所定の耐火性能を満足する工法で防火措置する必要があります。
 一方、消防法では、共同住宅等の消防用設備等の設置基準による“共住区画”が設けられており、ここをケーブル等が貫通する場合には、さらに遮煙性能が規定され、それに適合した工法で防火措置する必要があります。
  当社はこのたび、市場ニーズの高かったケーブルラックが共住区画の壁を貫通する場合に使用できる工法を開発しました。同じ幹線数を丸穴開口とするよりも、矩形(角穴)に一括集約することで、設置に要するスペースを従来のおよそ1/2にする(下図イメージ)ことを実現しました。




■施工断面図
施工断面図
電線・ケーブルの導体断面積が250mm2以下の場合の構造


■評価構造の主な特長
  1. 建築基準法および総務省令・告示対応製品
    国土交通大臣認定(1時間耐火、壁工法:PS060WL-0535)
    (一財)日本消防設備安全センター評定(共住区画 壁工法:KK23-005号)
    RC/ALC壁厚さ100mm以上に適用可能
  2. 最大開口サイズ 700mm幅×100mm高さ
  3. 適用ケーブル最大導体断面積325mm2までの多条施設が可能(従来の評定は1幹線/開口)
    → 600V CVT(CET)250mm2以下×最大7条まで
    → 6600V CVT(CET)325mm2以下×最大4条まで

注)その他詳細な条件については、国土交通大臣認定書、(一財)日本消防設備安全センター評定書をご確認ください。


施工対象例図(共住区画部分)
施工対象例図(共住区画部分)


■キット製品の概要

品番

耐火仕切板
(ケイカライトMG
(厚さ25mm))

ダンシール-P

壁固定用
アンカー

ダンシール-P
支持棒

ダンシール-P
支持棒
固定用
ねじ

総重量
(kg)

サイズ
(o)

入数
(枚/箱)

質量
(kg)

入数
(本)

サイズ
(o)

入数
(本)

入数
(本)

PKM

800×200

2

11.6

12

300、400

各4

16

22

販売単位 2箱/1組(1品番)
標準価格 79,600円/組(税別)




お問い合せ先 : 株式会社古河テクノマテリアル 防災事業部 TEL : 0463-24-9341
仕様書・施工要領書・認定書・評定書のダウンロードはこちら


 

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