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給排水管・集合管継手の防火防音措置工法「ヒ−トメル®−サイレンス」拡大認評定取得

 株式会社古河テクノマテリアル(本社:神奈川県平塚市、社長 中村信之、資本金:3億円 古河電工出資100%)は、この度、超高層居住用建築物向けに、給排水管・集合管継手の区画貫通部防火防音措置キット「ヒ−トメル-サイレンス」の大口径125A排水配管システムに適用範囲を拡大した国土交通大臣認定および(一財)日本消防設備安全センターの「新評定」を取得しました。



■開発の背景


 共同住宅では、個々の住戸等を防火区画とすることで、火災による延焼被害を最小限に留めるように、建築基準法や消防法で延焼防止に係わる規定があります。
 建築基準法や消防法では、防火区画を排水管が貫通する場合に、所定の耐火性能を満足する構造であることが要求されます。建築基準法では国土交通大臣認定制度があり、消防法では共同住宅の消防設備設置基準に関連した予防課長通知第53号(平成7年3月)に適合する必要があります。
 なお今後、消防法では2007年4月より施行される省令・告示に適合することが必要になり、新たな性能評価業務を(一財)日本消防設備安全センターが行い、この「新評定」が活用されます。

 一般に採用されている金属製の排水管の代表的な貫通部措置としては、モルタルで直接埋め戻す方法が行われています。モルタルで直接埋め戻す方法では、延焼防止効果は十分ですが、一方で、住環境の品質を確保する上で配慮すべき問題である、配管の振動が床スラブを伝わって排水騒音が居室で聞こえてしまう固体伝播音による騒音の防音対策はできません。

 

キット梱包内容

キット梱包内容
 このように、市場からは防火防音対策となる製品が要求され、当社は2000年6月より、国土交通大臣認定および(一財)日本消防設備安全センター評定を取得した、防火防音措置工法「ヒ−トメル−サイレンス」を販売してきております。
 「ヒ−トメル−サイレンス」施工による防音効果は、施工しない場合と比較して、水のみの流水音や固形物が混じった汚物音といった、生活排水を流した場合のいずれにおいても、5dBA以上の防音効果が得られ、その性能が評価されており、「ヒ−トメル−サイレンス」を採用する集合住宅は年々増加してきております。

 

施工状態

施工状態

 しかし近年、増加傾向にある30階を越えるような超高層マンションでは、要求される排水性能の高機能化から、既に取得している認定範囲100A対応を超える、口径125Aの排水管システムへの適用ニーズが高まってきております。この市場ニ−ズに応え、2006年11月に国土交通大臣認定、同年12月に(一財)日本消防設備安全センターの「新評定」を取得いたしました。
 本拡大認定取得により、年間2億円以上の受注を目指します。


■ヒ−トメル-サイレンスの特長
@ 国土交通大臣認定取得(PS060FL-0333)
A (一財)日本消防設備安全センター評定取得(評18-078号)
B 125A配管への適用が可能(床厚さ180mm以上)
C 排水時の騒音レベルを大幅に軽減し、優れた防音効果
D 鋳鉄製管継手・鋳鉄管・ステンレス鋼管・硬質塩化ビニルライニング鋼管に加えて、耐火二層管への適用が可能
E スポンジ状の粘着シートを配管に巻いてモルタルで埋め戻すだけ、特殊な工具は不要
F 素材形状は厚さ6mm×幅20mm×長さ1000mmなので、様々な形状の配管に施工可能
G 火災時には、熱膨張機能により、火炎・煙をシャットアウト
 

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