本制度は、神奈川県内の中堅・中小企業の技術開発の奨励と技術開発力の向上を図るために、昭和59年から毎年優れた製品や技術を表彰しており、20回目を迎える本年は、環境に優しく環境保全や省資源等に優れている点なども考慮に、70件の応募/審査があり、その中で「ロクマル」が大賞を受賞しました。
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昨今、工場火災などが頻発している状況において、火災拡大防止のための防火区画の設置と、そこをケーブルなど
が貫通する場合の適切な防火措置がますます重要視されています。
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特に、度重なるケーブルの増設工事などにより、一旦解体された防火措置部分の適切な復旧施工とその防火性能の維持は、従来は、施工の専門性や維持コストなどの障害などにより適切に行なわれない場合もあり、長年問題視されていました。しかし「ロクマル」の施工性・メンテナンス性・経済性などがこれらの諸問題を解決し、建物の火災リスクを低減させる手段として高く評価されました。
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また、環境に優しく環境保全や省資源等に優れているという点においても、残材や廃棄物の発生が少なく再利用できる・復旧工事を行なっても廃材が最小限で済む、などの点が評価を受けて今回の受賞に至りました。 |
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松沢神奈川県知事より表彰 |